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多頭崩壊の現実。行政の見て見ぬ振りが招いた惨事④

第3章のつづき


第4章~住民Aの説得~

誤解のないようにお伝えしときます。
住民Aの多頭崩壊による悪臭被害を、市役所の環境政策課と東京都愛護センターは知りませんでした。
退去命令騒動となり、はじめてこの情報が市役所環境政策課と東京都愛護センターに入って来たのです。
私が、何を言いたいか?おわかりいただけますか?
生活保護担当の福祉課の方で、この情報は、食い止められていたということになります。(
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ここ大事)



では、つづきを書きます。

市役所も東京都愛護センターも、住民Aとのコンタクトが取れず、唯一Aの親族からの情報が『10匹の猫がいる』との言葉だけ。
その10匹を東京都愛護センターが引き取る事になっておりました。

そこで私が『ちょっと、待った!』をかけました。

『絶対に、10匹なわけはないじゃないか!その倍はいるからね?』

今まで多頭崩壊現場に入って来て、必ず家主は半分の頭数を言うが常套句なのです。

現場に誰も足を踏み入れていないのに、なぜ10匹と安易に決めつけるの???

危険過ぎる!!!

かと言ったって、この時点で、住民Aは、愛護センターの職員と会うのを拒絶しておりました。

きっと、Aは、殺処分されてしまうんだと恐れていたのだと思います。 




そもそも冷静に、今の東京都愛護センターの収容数を考えると、もし?仮に、ここに20匹も行ってしまったらセンターはパンクしてしまいます。
バンクするということは、他の地区の猫達の収容先がなくなるということになります。
そして、殆どの子達に医療が必要となるはずなので、東京都愛護センターにいては積極的な治療は出来ません。
東京都愛護センターもお役所ですから、税金で運営されているわけです。
高額な医療措置は出来ません。

そんなこんなを考えると、とてもじゃないが、東京都愛護センターへの収容はさせたくはない。

そして、1つの決断をしました。

東京都愛護センターに『私が全ての指揮を取るから、この案件を任せてはくれないだろうか?』

東京都愛護センターは、府中猫の会さんにお任せ出来るのならばと即OKを出してくださり、調布市役所にも、イシハマが全指揮を取る事を伝えてくれました。
そして、親族とのコンタクトを取る事に成功したのでした。



親族の方は、電話で泣いてました。

はじめて、信頼できる人に出会えたと泣いてました。

行政からは門前払いされ、相談する先々で、身内の事を責められ続け、もう、このお方は心身共に疲弊しておりました。

私は、大それた事など一言も言っておりません。

『猫ちゃん。ちょーだいな。』って言っただけです。

後は、私の本心を伝えただけ。

電話だけで、私を理解しろとは言わない。

だけど、私の想いを素直に伝えただけ。

嘘偽りの言葉なんていらない。

私の本心を本気で話す。

本気で相手と向き合う。

これが、私のやり方。



と、ここから急展開。

親族の方が、住民Aと電話連絡が取れて、私の事を話したらしい。

住民Aは、私と電話で話すと言ってくれているらしい。

急いで、住民Aに電話をする。

『◯◯さんの、かわいい子供達を、私が全匹幸せにしてあげる。だから、私に託してみない?』

優しく、優しく、論します。

すると、住民Aは、明日来ていいよって、私の訪問をOKしてくれたのでした。



この時、住民Aは私に23匹いると告白してくれた。

やっぱりか。

想定内でした。
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後に25匹いると判明。



次回は、レスキューの話⑤につづきます。

by chu-neko | 2019-10-23 20:40 | テーマ:調布多頭崩壊 | Comments(0)