みかんちゃん : NPO法人　府中猫の会

2024年 04月 02日

みかんちゃん

ご無沙汰しております。パシリです。

明るく楽しい話題をできるだけお知らせしたいのですが、府中猫の会では傷病猫も引き取り、看取りもおこなっております。

看取りをしてくれる預かりは、補液や通院、投薬など毎日多くの時間を猫に割いてくれています。

外で暮らす猫たちが、寒い中でひもじい思いをしながら最期を迎えずにいられるのも、こうした預かりたちの献身があってこそだと思っています。

また譲渡させるよりも、はるかに医療費がかかるこの子たちを受け入れて、温かい部屋で愛に包まれて旅立たせてあげられるのは、すべてが皆さまのご支援のおかげです。

いつも本当にありがとうございます。

保護活動は可愛い猫を引き取って譲渡するという幸せな物語ばかりではありません。

そしてまた今日、静かにその命を終えようとしている猫がいます。

今日、預かりからそろそろ看取りに入ると連絡がありました。

みかんちゃん、最期までゆっくり生きてね。あなたが満足するまで、この世を見て、預かり母ちゃんと父ちゃんの愛を感じてね。

一緒に暮らしている預かりは愛着もひとしおです。
弱っていく姿を見ているだけでも実を引き裂かれるような思いをしています。
わたしにはそんな気持ちの1/10も分かりはしませんが看取りはしてきたので切ない気持ちは少しだけですが共感できます。
みかんちゃん。最期までこの世を楽しんでね。わたしたちはあなたが府中猫の会に来てくれてとても良かったと思ってるよ。
そしてみかんちゃんを快く受け入れると言ってくれた預かりKAGE夫妻にはいつも頭が上がりません。